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★ 「原告と共に」特別号 2014年8月発行 

● コンテンツ
  • 原発賠償京都訴訟にご支援を!
  • なぜ避難を決意したのか
  • 原発事故被災者避難移住者に対する健康医療対策について ~過去の公害・原爆被害における対策の問題点から学ぶ~ 
    尾藤原喜弁護士講演(要旨)
全12ページ
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● 原発賠償京都訴訟にご支援を!

 国と東京電力を相手取り損害賠償を求めた京都訴訟には、第1次提訴33世帯91名、第2次提訴20世帯53名、計51世帯144名の原告が参加しています。福島原発事故から3年目の3月11日までに、全国17裁判所に6,675人が提訴し、国と東京電力の責任を追及する闘いは大きなうねりとなっています。

 この裁判の意義は、第1に原発事故による放射能汚染による健康被害、とりわけ子どもの命と健康、未来を守るために、「避難という選択をしたのは正しかった」ことを社会的に明らかにし、すべての損害を東京電力と国に賠償させることです。

 第2は、東京電力や国の加害責任を追及することです。安全神話をふりまき、必要な安全対策を意図的に先送りしたり、不作為であったことの責任を追及することです。

 第3は、福島原発事故の真相と放射能汚染の状況について、余すところなく明らかにさせることです。

 第4は、この裁判を通じて、発事故被災者、避難移住者に対する放射能健診、医療、健康管理、総合相談事業、生活の保障・援助、住宅提供、自立生活の促進、雇用対策などの恒久対策を、国と加害企業である東京電力に実施させていくことです。

 私たちは、原告の思いと裁判への立ち上がりに応えて、昨年10月20日に京都原告団を支援する会を結成しました。そして、原告団を財政的に支えるべく、会員拡大に取り組んできました。現在、一般会員は270名を超え、30世帯を超える原告の方にも会員になっていただいています。

 支援する会では、避難者の避難体験や現在の生活と思いを多くの方に知ってもらい、裁判の意義を理解していただくために「原告のお話会」を開催したり、原告同士の交流と親睦をはかるために「原告交流会」を開催してきました。また、避難者がまとまって住んでおられる団地の集会所・広場で納涼の夕べ、年越しまつり、桜まつりなどを開催し、避難者を励ましてきています。お話会に参加し話をしていただいた原告や訴状勉強会や口頭弁論に参加された原告の方がたに「交通費」 を支給し、ささやかながら原告の活動を財政的に支援しています。

 今後も、原告団の闘いを支え、勝利するまでともに歩んでいきます。みなさん、支援する会にぜひ加入してください。

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原発賠償訴訟・京都原告団を支援する会
  〒612-0066 京都市伏見区桃山羽柴長吉中町55-1 コーポ桃山105号 市民測定所内
   Tel:090-1907-9210(上野)  Fax:0774-21-1798
   E-mail:shien_kyoto@yahoo.co.jp  Blog:http://shienkyoto.exblog.jp/
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