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★ こんにちは!原発賠償京都訴訟です げんこくだより No.5  2017/9 

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● 本日結審。
 ご支援ありがとうございました!そしてこれからも共に。

さわやかに晴れ渡り、金木犀の香る本日2017年9月29日、
原発賠償京都訴訟は、ついに結審します。
2013年9月17日の提訴から4年、
弁護団の先生方、支援する会の皆様、たくさんの方々の
あたたかいご理解とご支援に支えられ、ここまでたどり着きました。
原告一同、心から御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。

来春、京都地方裁判所は判決を出します。
この未曽有の公害事件に対する
日本国政府および東京電力株式会社の責任を明確にし、
被害の賠償を命ずる、公正な判決が下されるよう、
私たちはこれからもあらゆる機会を通じて社会に訴えてまいります。
引き続きお力添えのほど、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

多くの人びとが現在進行中の原子力緊急事態に目を見開き、
いのちを守る選択をしていくことができますように。
そして脱原発という大きな民意を実行する政治、
本当の意味でいのちを守る社会を実現していけますように。

これからも、ともに。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

2017年9月29日
原発賠償京都訴訟原告一同

● 原告のみなさまへ ―原告団共同代表より―

 原告の皆さま。いよいよ9月29日の結審でもって、私たちの思いのたけを伝える最終章を迎えます。
 2013年9月17日、私たち避難者33世帯9名が国と東電への損害賠償を求め提訴してからこの間、2014年3月7日に20世帯53名が二次提訴、2015年7月7日に11世帯31名が三次提訴し仲間に加わりました(のちに1世帯1名が提訴取り下げ)。57世帯174名が、30回以上も行われた期日の原告席、傍聴席を埋め続けました。困難と言われながらも全世帯原告代表が本人尋問に挑み、100名を超える人々の中で法廷に立ち、自身に起きた事故当時のこと、避難を決意したあの日のこと、経済的な困難さ、家庭の中のこと、、、どんなに後悔してもしきれないこと、悲しいことや悔しいことを勇気をふりしぼり、羞恥心にたえ、憤りを抑えて裁判官へ一言一句丁寧に伝えることに努めました。「避難の権利」とは、、、。私たち一人ひとりの身に起きたことが違った経験でも、3月11日に東日本大震災が起きてから今日までのことを、余すことなく様々な角度から、裁判官へ伝えることができたのではないでしょうか。

 本人尋問が終わってからは、私たちが一致団結している象徴ともいえる「原告本」を編み、17,000名を超える支持者の声が集まるほどになっている署名を集める行動を共にしたり、さまざまなイベントで声を上げたり、各訴訟へ応援に行ったり、京都訴訟原告団の思いが形成されるこの今、結審を迎える意義を考えるのです。

 さあ、京都地裁での第1ラウンドいよいよ結審。万障繰り合わせの上、集結するべし。

原発賠償京都訴訟原告団 共同代表 福島敦子

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● 10月12日、原告の園田さんが国連でスピーチ! 原発事故による人権侵害を訴える園田さんを応援しよう!!

 京都訴訟原告の一人、園田さんが、来る10月12日、国連でスピーチをすることが決まりました! 皆の想いをのせて、原発事故による人権侵害状況を訴えます。グリーンピースジャパンが園田さんを応援するキャンペーンを展開、すでに渡航費用などのための目標額150万円が集まりました! 10万人を優に超える原発事故被害者の想いを、7分間のスピーチにこめて代弁してくれる園田さんを、みんなで応援しましょう!
 スピーチをする園田さんの後ろには、たくさんの人の声があることを、国連やジュネーブに集まった人たちにアピールしませんか? 現在、グリーンピースジャパンでは、メッセージを募集中。原発事故被害者としての想い、被害者への想いをぜひ、たくさん送りましょう! 寄せられたメッセージは、大きな折り鶴のアート作品に載せて、国連前に展示されます。
 メッセージはこちら

● 「皆さんの思いも一緒に、世界に訴えてきます!」 〜園田さんからのメッセージ〜

 いよいよ9月29日結審の日がやってきます。この4年間、原告団、弁護団、支援者が一丸となって法廷闘争を闘ってきました。
 私は10月12日、国連で福島原発事故の被災者としてスピーチをすることになりました。今年は国連人権理事会の普遍的定期的審査(UPR)が日本の審査を行ないます。11月の作業部会で国連加盟国(193カ国)すべてが議論に参加、審査結果としての結果文書は来年3月の人権理事会本会合で採択されます。
その審査のための事前セッションでのスピーチとなります。私たち原発被災者の人権侵害が盛り込まれるかどうかの重要な機会です。私たちの声を世界に届ける貴重な場でもあるので、精一杯訴えてきます。
 原発事故が起こってから今まで私たちそれぞれがどんな思いで過ごしてきたか、国と東電の責任をはっきりさせるよう強く訴えます。私は一人で話すとは思っていません。心を寄せてくださる皆さんの思いも一緒に連れて行きます!
 29日の結審、どうか大勢の方々の応援をよろしくお願いします。裁判所があふれんばかりの人たちで埋め尽くされますように!私も世界に訴えてきます!

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原発賠償訴訟・京都原告団を支援する会
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