福島県は、区域外避難者に対して実施してきた災害救助法に基づく「みなし仮設住宅」の無償提供を2017年3月31日で打ち切り、民間住宅に移動した避難者に対して2年間限定で家賃の一部補助を実施しました。

京都府は、福島県による「みなし仮設住宅」の打ち切り後も、独自に有償での避難用住宅の提供と家賃の一部補助制度を設けていました。しかし、福島県が区域外避難者に対するすべての住宅支援を打ち切ったことに伴い、2019年3月31日で国家公務員住宅や府職員住宅の有償提供を終了しました。

避難用住宅として提供されてきた桃山東合同宿舎の集会所室等では、避難者同士の交流や、避難者と地元市民の交流会が幾度となく行われてきました。当会も、春の「桜まつり」、夏の「納涼の夕べ」、年末の「年越しまつり」を開催してきました。

そして、最後となった「第5回桜まつり＆避難住宅お別れ交流会」では、長年の避難生活を振り返りながら語り合い、楽しいひと時の中にも一抹の寂しさを伴うものとなりました。参加者からは、「同窓会しようね」との声が出されていました。

その後、散り散りになったみんなが集まれる場所を探し、「同窓会」開催の機会を探っておりましたが、2021年初めからは新型コロナ感染症が拡大しはじめ、対面での交流会の開催ができなくなってしまいました。

現在も変異ウィルスが猛威を振るい、対面での交流会の開催はかないませんが、コロナ禍の中で急速に普及してきたZoomを使って、オンラインでの交流会（飲み会）の開催を計画しました。当会としては、大規模なオンライン交流会（飲み会）の開催は経験がありませんが、みなさんに参加いただき、近況報告に耳を傾け、みんなでワイワイと交流できたらと思います。

オンライン交流会の前には、「うつくしま☆ふくしまin京都」の年次総会も開催させていただきたいと思います。

みなさまぜひ、ご参加ください。