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●原発事故がもたらした福島甲状腺がん―その科学的根拠 |
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原子放射線の影響に関する国連科学委員会(UNSCEAR)は、“東電福島事故後10年:放射線関連のがん発生率上昇はみられないと予測される”という報告書をだしました。この主張を裏付けるため、大幅な甲状腺線量評価の下方修正(10分の1程度)が行われ、さらに“がん統計と比較して数十倍の多発”と福島県甲状腺検討委員会が認めている甲状腺がん多発と被ばくの関係を否定しています。
被曝と甲状腺がん発生率との間に明らかな相関がみられる2巡目・本格検査についての研究論文紹介は4論文、うち3論文が被ばく線量と甲状腺がん発生率の間に統計的に有意な相関を報告しており、相関なしとする1論文が県立医科大学大平教授らによる「福島第一原子力発電所事故後の外部被ばく線量、肥満および小児甲状腺がんリスク:福島県民健康調査」です。
この論文の結論がすべて誤りであることを明らかにして、公開質問状を提出し、その内容を記録したものがこの冊子です。UNSCEARが本格検査について相関なしとする唯一の根拠とする県立医科大学大平論文が誤りであれば、UNSCEARの報告を踏まえても、甲状腺がん多発と被ばくの関係が証明されたことになります。
ぜひ、本冊子をお読みいただき、ご意見、ご感想をお寄せください。また、多くの方に広めてください。
○パンフレットの構成
・はじめに 「明らかにする会」活動の中間報告(宗川 吉汪 代表)
・第1章 「福島第一原子力発電所事故後の外部被ばく線量、肥満および
小児甲状腺癌リスク:福島県民健康調査」についての質問状
(加藤 聡子)
・第2章 p値とは? 信頼区間とは? 正しい理解へ(大倉 弘之)
・第3章 小児甲状腺がん以外に福島原発事故による人的被害が大量にある
(山田 耕作)
・第4章 被害を隠蔽する政治に奉仕する科学─大平論文が意味するもの
(藤岡 毅)
定価 500円
*郵送の場合、別途送料が必要です。
1冊 180円、2冊 215円、3~4冊 310円、5~8冊 360円
9~13冊 370円(レターパックライトを使用します)
14冊以上必要な方はご相談ください。
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